飼い主さん大好き!犬が伝える10のサイン〜素っ気なく見えるあの行動も愛情サインです

目次
犬と暮らしていると「今、私が話した言葉、絶対に通じている」と感じることがありますよね。犬は飼い主さんの表情や声のトーン、そして言葉を聞き分けて、その意味を理解している場面が多くあります。
では、飼い主である私たちはどうでしょう?なんとなく気持ちはわかるけれど、うちの子が本当は今、何を考えているのだろうと思うことも多々あるのではないでしょうか。
愛犬は自分のことをどう思っているのかな?叱ってばかりだから嫌われちゃっていないだろうかと心配になる時もありますよね。
愛犬は毎日、たくさんのサインでその愛情を伝えてくれています。実はそっけなくみえるあの態度も、愛犬からの「飼い主さん、大好き!」のちょっとツンデレな愛情表現サインなのです。
今回は、犬が伝える「飼い主さん大好き!」10のサインを紹介します!
犬が「大好き!」を伝える10のサイン
1. 飼い主さんをなめる
リラックスして過ごしている時や飼い主さんが帰宅した時に、顔をなめてくるのは「大好き!」のサインです。
その他にも、愛犬が飼い主さんの顔をペロペロと舐める時にはさまざまな理由があります。
子犬時代は母犬に「ごはんをちょうだい」と伝えるために口をなめて伝えていました。
飼い主さんが美味しそうなものを食べているなと気づくと、ちょうだいという催促でペロペロとなめてくることもあるでしょう。
もし愛犬を叱った時であれば「もう怒らないで」と飼い主さんをなだめています。
もしも顔を舐めるのをやめさせたい場合は、いずれの場合も叱ったりせず、顔が届かないように立ち上がったり、足元でオスワリやフセをさせて気持ちを落ち着かせましょう。
2. 仰向けに寝てお腹を見せる
犬がお腹を見せてゴロンとするポーズ、いわゆる「へそ天」は、最高にリラックスした状態。
大好きな飼い主さんの前でこのポーズをしていたら、それは「なでで〜」の合図です。
実はへそ天は、まだ自力で排泄のできない子犬時代に、母犬に排泄を促してもらう時のポーズ。安心できる相手だからこそ、見せてくれる姿勢なのです。
よく言われる「服従の仰向け」の姿勢は、口はしっかりと閉じていることが多く、体を硬くして尻尾を股の間に巻き込んだ状態。
リラックスの「へそ天」との違いは、飼い主さんなら一目瞭然ですね。
3. 洋服や手などを甘噛みする
子犬のころに、母犬や兄弟犬と一緒にじゃれて遊んでいた時のなごりである甘噛み。
甘噛みすることで、飼い主さんに「一緒に遊ぼう!」「もっと構って」と伝えています。
愛情表現として噛んでるので、強く叱るのはNG。
噛むのをやめさせたい時には、噛んでもいいおもちゃを与えるなどしましょう。
構って欲しくてその気持ちを伝えている時には、おもちゃの反対側を持ってあげて、一緒に遊んでいるというのが伝わるようにしてあげてくださいね。
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4. 飼い主さんのものを咥えて運ぶ
飼い主さんの靴下やスリッパが大好きな犬は多いですよね。脱いだ靴下をその場でくわえて、どこかに運んでしまうという犬の話もよく聞きます。
靴下やスリッパは大好きな飼い主さんのニオイがしっかりと染み込んでいます。
人間は足裏のニオイが好きと聞くとちょっと変な感じがするかもしれませんが、犬にとっては大好きな飼い主さんのニオイは特別なもの。ずっと近くに置いておきたい宝物なのです。
また、飼い主さんが帰宅した時に、何かをくわえてお出迎えする犬もいます。
これも「飼い主さん大好き!」のサイン。何かをくわえてお出迎えした時に「飼い主さんが笑顔だった」「褒めてくれた」といった経験があると、また喜んでもらおうと思って同じ行動を繰り返す場合も。
他にも、大好きな飼い主さんと早く遊びたくて、おもちゃをくわえてお出迎えする犬もいます。
どちらにしても、飼い主さんとの時間を大切に思う気持ちから出る行動なのです。
5. お尻を向けて座る
近くに寄ってきた愛犬が、お尻をくっつけて反対を向いて座ったりくつろいだりすることはありませんか?
飼い主さんとしては、なんとなくソッポを向かれているようで、寂しいと感じるかもしれませんが、これも犬からの「飼い主さん大好き!」のサインです。
背中は犬にとっては無防備な場所。その背中を見せて座っているということは、飼い主さんへ100%の信頼を寄せています。
しかも、くっつけたお尻で飼い主さんにちょい甘え。ツンデレっぽさがたまりませんね。
もしもナデナデが好きな犬なら、優しく声をかけてから背中や尻尾の付け根など、犬の喜ぶ部位をなでてあげてもよいでしょう。
足元にマットを敷いてあげて居場所をつくってあげてもよいですね。
6. 顔や頭をこすりつける
犬が近くにやってきて体を擦るつけてくるのは、大好きな飼い主さんの近くにいたい、安心したいという気持ちです。
頭をのせたり、体の一部をスリスリしたり、犬によって表現方法は違いますが深い信頼と愛情表現の方法です。
甘えたくてそうしている場合も多いので、ゆっくりとなでてあげるなどコミュニケーションをとってあげましょう。
もし手が離せない場面で、愛犬がスリスリとしてきたら、優しく声をかけてあげるだけでもOKです。
自分に気付いて応えてくれていると感じると、犬も安心してゆっくりくつろぐでしょう。
7. お気に入りのおもちゃを運んでくる
お気に入りのおもちゃを持ってくると、飼い主さんは「遊んで欲しいのかな?」と思うかもしれません。
実はこれ、大切なものを大好きな飼い主さんに渡そうとして運んできていることも多いのです。
持ってきたおもちゃは、いつも一緒に遊んでいる時に使っているものでしょうか?もしもそうなら、愛犬は飼い主さんがそのおもちゃを大好きだと思っている可能性もあります。
一緒に楽しく遊んでいる時の様子を覚えていて「ねぇ、このおもちゃ好きだよね?持ってきたよ!」と飼い主さんを喜ばせるために選んでいるのです。
8. 本やスマホを見ていると邪魔をする
新聞を床に広げて読んでいると、その上に乗ってくるから新聞が読めなくなる。
本を読んでいると、本と自分の間に無理やり入ってきて、そこで寝てしまう。
スマホを見ていたりすると、スマホを鼻で押したり前足で邪魔をしてくる。
こんな風に愛犬が邪魔をしてくることはありませんか?
これは飼い主さんに甘えたい気持ちから出る行動。自分以外のものに夢中になっている大好きな飼い主さんに「そんなの見ていないで、こっちをみて」の伝えるサインです。
ここで、スグにその時にしている行動をやめて思い切り遊んであげると、犬はそれを覚えて遊んで欲しい時にいつも同じ行動でアピールしてくるかもしれません。
読書やスマホを続けながら、犬に声をかけてゆっくりなでてあげるだけでも満足します。
他のことをしていても、自分は忘れられてないんだな、飼い主さんも一緒にいるのが嬉しいんだなと、愛犬に伝わればOK。満足して邪魔することなく近くでくつろいでくれることでしょう。
9. 目をそらす
愛犬がこっちを見ているなと気がついて見つめ返すと、なぜかプイっとそっぽをむいてしまったという経験はありませんか?
飼い主にとっては、なんとなくショックで寂しく感じる行動ですが、実はこれも愛犬の「飼い主さん大好き!」のサインなんです。
もともと動物は、自分の視線が向いている場所を知られないため、相手と目をしっかりと合わせることはしません。これは自分の身を守るための本能です。
ではどんな時に相手としっかり目を合わせるかといえば、敵意があったり、威嚇している時です。
そのため、飼い主さんと目があった時には「敵意はないよ」「安心だよ」という意味で目をそらします。
とはいえ遊んで欲しかったり甘えたりしたくてジッと見ていた時には、目があった途端に嬉しくて飛んできたり、遊んでくれるまでジッと見つめ続けたりすることもあります。
日常的にアイコンタクトをしている犬の場合は、目をそらさずにジッと見つめてくることも多いでしょう。
ちなみに、叱られた時に目をそらすのは反省しているからではなく、相手をなだめるための行為。飼い主さんに向かって「まぁまぁ落ち着いてよ」と伝えているのです。
10. しっぽを軽く振ってすぐにやめる・振り向かずに耳だけ向ける
飼い主さんが声をかけると、しっぽを軽くひとふりしてスグにやめてしまう…なんだか、あまり喜んでいないみたいと切なくなる飼い主さんもいるでしょう。
でもこれも立派な「飼い主さん大好き!」のサインです。
たとえば、長年連れ添った夫婦が、細かく説明しなくてもお互いのことがわかるように、愛犬にとって飼い主さんは気のおけない信頼できる相手。
飼い主さんの声に「うん、聞こえているよ」としっぽで合図しているのです。
名前を呼んでも振り向かず、耳だけクルンと傾ける時も同じです。大きな反応をしなくても、飼い主さんはわかってくれると安心しているからこその行動。
ちょっぴり寂しい気持ちになるかもしれませんが、むしろ信頼されている証拠なのです。
また、しっぽをはち切れんばかりにブンブンと高い位置で振っている場合は「楽しい!嬉しい!」の気持ちが高まって抑えきれなくなっている時です。
気持ちが強くなると、尻尾だけではなくお尻までフリフリしちゃうことも。
犬語を知って愛犬とたくさんおしゃべりしよう!
私たち飼い主はよく「犬の気持ちがわかったらなぁ」と言いますが、犬たちはこんなにも雄弁に語りかけてくれています。
そして、私たちの行動をとてもよく見て、それを学習しています。
つまり、飼い主が愛犬のサインに気がつけば、たくさんのココロの会話ができるのです。
愛犬からの「大好き!」のサインを見逃さず、愛情をこめて返してあげたいものですね。
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