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目次
犬にとってブラッシングとは、飼い主さんとのコミュニケーションにつながるほか、毛艶が良くなり血行が促進されるなど、さまざまなメリットを享受できます。
また、皮膚におけるトラブルも早期に発見することができます。
このようなブラッシング効果を理解しつつも、「うちの子はブラッシングを嫌がってなかなかできない…」といった悩みを抱えていませんか?
実際、この悩みは少なくありません。
そこで本記事では犬がブラッシングを嫌がる理由と、その改善方法について解説します。
- ブラッシングをしたいけど嫌がってしまう。
- 具体的にどうやってブラッシングを行えばいいのか知りたい!
- 愛犬に適したブラシってあるの?
特に上記のように思う方は、ぜひ最後までご覧くださいね。
飼い犬がブラッシングを嫌がる5つの理由
飼い犬がブラッシングを嫌がることには、以下の5つの理由が考えられます。
- 触れられること自体を嫌がっている
- ブラシをおもちゃだと勘違いしている
- ブラッシングがトラウマになっている
- ブラシを見慣れず警戒している
- アイテム(ブラシ)が飼い犬に合っていない
触れられること自体を嫌がっている
1つ目の考えられる理由は、ブラッシングよりも前の段階で、触れられること自体を嫌がっているケースです。
ブラッシングする際には、基本的に飼い犬の体をある程度固定します。
しかし、触れられること自体を嫌がってしまうと、ブラッシングを思うようにできません。
普段から触れ合ったコミュニケーションが取れていないと感じている場合は、このケースに該当するかもしれません。
ブラシをおもちゃだと勘違いしている
2つ目の理由は、ブラシをおもちゃだと勘違いしてしまっているケースです。
この場合、ブラッシングをしたいのに、飼い犬は「遊んでくれる!」などと思い、興奮状態になります。
その結果、ブラッシングをうまくできません。
ブラシを持った際に、動き回るなどの興奮状態になり際は、このケースに該当しているのかもしれません。
ブラッシングがトラウマになっている
3つ目の理由は、過去の経験上からブラッシングがトラウマになってしまっているケースです。
これまで強く押さえつけられた、長時間触れられた、ブラシが痛かったなど、過去に嫌な体験をしたことにより、今もなおブラッシングを嫌がってしまいます。
一種のトラウマになっていることから、ブラッシングを受け入れられません。
ブラッシングを試みると、怯えたり、唸ったりする際には過去にトラウマを抱えているのかもしれません。
ブラシを見慣れず警戒している
4つ目の考えられる理由は、ブラシを見慣れず警戒しているケースです。
犬は新しく見るものを警戒する傾向にあります。
今までブラッシングを行わなかった、もしくは久しぶりに行う際、犬はブラシを見慣れておらず警戒してしまっているのかもしれません。
アイテム(ブラシ)が飼い犬に合っていない
最後の理由は、アイテム(ブラシ)が飼い犬に合っていないケースです。
ブラシは被毛の特徴に応じて、使い分けることが理想的です。
例えば、長毛種の犬種に活用するスリッカーブラシを短毛種の犬種に使うと、ブラシの先端で皮膚を傷つけてしまう恐れがあります。
結果的に飼い犬は痛がり、ブラッシングを拒むようになってしまいます。
犬が嫌がらないブラッシング方法
犬がブラッシングを嫌がらないようにするためには、以下の方法が挙げられます。
- 普段から触れることに慣れさせる
- ブラッシングのタイミングを見計らう
- リラックスさせた状態で優しく行う
- 普段からブラシを見慣れさせる
- アイテム(ブラシ)を変えてみる
普段から触れることに慣れさせる
1つ目の方法は、普段から体に触れられることに慣れさせることです。
これは飼い犬が「触れられる自体に慣れていない」ケースの際に効果的な方法です。
日常から愛犬と触れ合い、コミュニケーションを取ることで警戒されにくくなります。
また、いきなりブラッシングを試みるのではなく、撫でてあげたり、優しくマッサージすることから始めてみましょう。
ブラッシングのタイミングを見計らう
2つ目の方法は、ブラッシングのタイミングを見計らうことです。
日々忙しく過ごされている中、ブラッシングに割ける時間は限られているかもしれません。
しかし、ブラッシングは愛犬にとって重要なものです。
きちんと行えるようにするためには、愛犬を観察し、リラックスしている際に行ってあげることがベターです。
ブラシをおもちゃだと勘違いして、興奮状態にあるタイミングではうまくブラッシングができないこともあります。
リラックスさせた状態で優しく行う
3つ目の方法は、リラックスさせた状態で優しく行うことです。
特に過去の経験からブラッシングがトラウマになってしまっている犬に対しては、より一層慎重に行う必要があります。
愛犬と触れ合う中で、落ち着いた状態のタイミングで優しく行ってあげてください。
また、次のような工夫も有効です。
- 愛犬が安心できるように声をかけながら行う
- いきなり強くブラシを当てない
- ブラッシングは終わったらたくさん褒めてあげる
一度ブラッシングができるようになると、それに慣れていき、トラウマも克服できるかもしれません。
また、犬をリラックスさせる方法として、「背線マッサージ」というものがあります。
これは背中にある自律神経の働きを活用した効果的なマッサージです。
具体的なやり方は以下の通りです。
尻尾の付け根から首までのラインを五本の指の爪を立ててマッサージします。
これを何回も繰り返し逆毛をたてるのです。
犬はうっとりした表情になります。
引用元:わんわん美容室-ブラッシング嫌いなペットの犬に効く背線マッサージ–
普段からブラシを見慣れさせる
4つ目の方法は、普段からブラシを見慣れさせることです。
ブラッシングではなく、ブラシに対して警戒してしまっている場合、この方法は効果的です。
特におやつと結びつけることで、ブラシに対する警戒を解くことができます。
具体的には、おやつを与える際に見える位置にブラシを置きます。
その位置を徐々におやつに近づけていき、最終的にはブラシの上におやつを置くようにします。
つまり、「ブラシはおやつを食べる際にあるもの」と認識させることで、ブラシに対してポジティブな印象を与えるのです。
アイテム(ブラシ)を変えてみる
最後の方法は、アイテム(ブラシ)を変えてみることです。
犬種や皮毛の特徴によって適したブラシは異なります。
また、犬も人間と同様に性格があり、個体差があります。
そのため、飼い犬にとっての適正なブラシを探す必要があります。
それほど高価なものではないので、ブラッシングを嫌がる場合、愛犬の健康のためにもいくつか試してあげましょう。
ブラッシングを上手にやるコツ
ブラッシングを上手にやるコツは、以下の方法が挙げられます。
- 膝の上やテーブルの上でリラックスさせる
- 毛玉が引っかからないように毛玉をほぐす
- 嫌がらない箇所から優しくブラッシングする
- 終わったらたくさん褒めてあげる
膝の上やテーブルの上でリラックスさせる
ブラッシングする際には、犬をリラックスさせ、落ち着かせる必要があります。
興奮したり、動き回っている状態では、うまくブラッシングを行えません。
毛玉が引っかからないように毛玉をほぐす
毛玉が引っかかってしまうと、犬は痛がり、ブラッシングを嫌がるようになります。
そのため、ブラッシングする前に手やスリッカーブラシなどで、毛玉をほぐすようにしましょう。
嫌がらない箇所から優しくブラッシングする
ブラッシングを嫌がる理由の中には、あまり触れられ慣れていないことが考えられます。
また、特定の箇所を嫌がっている可能性もあります。
そのため、愛犬が嫌がらない箇所から徐々にブラッシングすることが有効です。
具体的には、以下の箇所から順に進めていくことがオススメです。
- 背中・腰
- 側面
- 首・胸
- 頭
- 足先・耳
終わったらたくさん褒めてあげる
嫌がるブラッシングを終えた後には、たくさん褒めてあげましょう。
褒めることで、「ブラッシングの後にはご褒美が待っている」とポジティブな印象を持たせることができます。
褒めると同時に、おやつを与えてあげても良いかもしれません。
犬が嫌がっている場合は無理しない
犬にとってブラッシングが重要なことは理解しつつも、強制的に行うことはNGです。
ブラッシングでリラックスするどころか、かえってストレスになってしまう可能性があるためです。
参考:飼い犬がストレスを感じているサインとは?4つの発散方法も徹底解説! #182
嫌がる際には無理をせず、タイミングをずらしたり、アイテム(ブラシ)を変えるなど、別の対策を講じましょう。
どうしても嫌がってしまう場合、獣医師やブリーダーなどのプロの方に相談してみるのも良いです。
犬が嫌がる際には、明らかな唸るや噛む行為以外にも、何かしらサインを出しています。
以下の行動が見られた時には、無理強いは禁物です。
- 逃げようとする
- ブラシを持つ手を甘噛みしようとする
- ブラシを当てる箇所を振り返ってみようとする
急がずゆっくりブラッシング嫌いを克服しよう!
ブラッシングを嫌がる犬に対しては、急がずゆっくりとブラッシング嫌いを克服させましょう。
犬にとってブラッシングをすることで、さまざまなメリットを得られます。
しかし、以下のような理由により、うまくできないケースも少なくありません。
- 触れられること自体を嫌がっている
- ブラシをおもちゃだと勘違いしている
- ブラッシングがトラウマになっている
- ブラシを見慣れず警戒している
- アイテム(ブラシ)が飼い犬に合っていない
嫌がる理由に応じて、適正な対策を講じ、徐々にブラッシングに慣れさせてあげることが重要です。
一度克服できると、その後も落ち着いてブラッシングを行えるようになるので、根気よく取り組んであげましょう。
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