飼い犬がおやつしか食べない!その理由と5つの対策とは?飼い主さんの工夫が重要!#206

目次
「愛犬がおやつしか食べない!」なんてケースは少なくありません。
しかし、人に置き換えてみても理解できるように、おやつだけでは栄養不足に陥ります。
実際、犬のおやつは、脂質や糖分が多く含まれており、嗜好性を重視して作られています。
一方でドッグフードは犬の栄養を考えて、バランス良く作られているのです。
特に「総合栄養食」と記載のあるものは、必要な5大栄養素がバランス良く入っています。
大切な家族の一員である愛犬が、健康面で悩まさられるなんて嫌ですよね。
できれば末長く幸せに生きてほしいものです。
そこで本記事では、飼い犬がおやつしか食べない理由と5つの対策を解説します。
- 飼い犬がおやつしか食べなくて困っている。
- 愛犬の将来が心配だ。
- おやつしか食べない原因と対策を知りたい!
特に上記のように思う人は、ぜひ最後までご覧くださいね!
飼い犬がおやつしか食べない理由
飼い犬がおやつしか食べない理由として、以下の5つのことが考えられます。
- おやつは嗜好性が高い
- 老化に伴い食欲が落ちている
- 普段のドッグフードに飽きた
- 飼い主さんにかまってほしい
- 病気やストレスを感じている
おやつは嗜好性が高い
おやつは嗜好性を重視して作られています。
具体的には、脂質や糖質が多く含まれており、犬が喜ぶことを目的としています。
そのため、おやつの味を選り好みしてしまい、結果的に味付けの薄いドッグフードを食べなくなってしまいます。
つまり、犬のわがままです。
しかし、おやつばかりを与えていると、飼い犬は栄養不足に陥り、不健康体となることが考えられます。
犬が嗜好性の高いおやつを好むのは仕方ありません。
このような場合は、飼い主がしつけや工夫を施し、栄養価の高いドッグフードを食べさせてあげる必要があります。
老化に伴い食欲が落ちている
老化に伴い食欲が落ちている可能性があります。
飼い犬の年齢を考えてみてください。
参考:環境省-捨てず増やさず飼うなら一生–
シニア犬になると顎の力や噛む力も低下していきます。
そのため、硬いドッグフードを食べることが困難になっているのかもしれません。
また、加齢と共に食の好みも変化する傾向があります。
このような中でもおやつは、嗜好性が高く柔らかいものが多いため、おやつしか食べないことも考えられます。
このようなケースでは、シニア犬でも食べやすいように、餌の与え方を工夫してあげることが重要です。
普段のドッグフードに飽きた
普段のドッグフードに飽きてしまったということも考えられます。
犬も人間同様、同じものばかり食べていると、その味に飽きてしまいます。
また、普段与えているドッグフードの味付けがそもそも好みではない可能性もあります。
つまり、飼い犬が単純に「食べたくない」と思っているケースです。
飼い主さんにかまってほしい
飼い主さんにかまってほしくて、食べないこともあります。
食事をしなければ、飼い主さんは当然愛犬のことを心配します。
犬はこれを理解した上で食べないのです。
ちなみに、このように犬が飼い主さんの気を惹こうとすることは決して珍しくありません。
おやつしか食べない場合の5つの対策
飼い犬がおやつしか場合の対策は、以下の通りです。
- 食べなかったらご飯を下げる
- おやつの要求を無視する
- ドッグフードを変更する
- 食べてもらえるように工夫する
- 動物病院へ連れて行く
食べなかったらご飯を下げる
1つ目の対策はしつけの一環として、食べなかったらご飯を下げることです。
理由は「いつでも食べられる」、「食べなかったらその後おやつをもらえる」という認識を覆すためです。
おやつしか食べないことは、愛犬にとって健康面で非常に悪影響を与えます。
そのため、少し強引と思うかもしれませんが、多少の強硬手段は必要になります。
長期的に餌を与えなければ不健康になりますが、水分さえ十分に摂れていれば、1日食べなくても犬は元気に過ごせます。
そのため、おやつしか食べない現状を打破するためにも、このようなしつけは有効です。
最終的に「与えられたときに食べないと食べられない」と思わせることが重要です。
とはいえ、餌を出してすぐに下げるのは避けましょう。
2,30分ほど出しておき、それでも食べなければ下げるくらいがオススメです。
おやつの要求を無視する
2つ目の対策は、おやつの要求を無視することです。
飼い主さんの中には、「ドッグフードを食べてくれないから、仕方なしにおやつを与えている」という人も少なくないでしょう。
しかしこれを継続することで、犬は「餌を食べず、要求すればおやつをもらえる」と認識してしまい、悪循環に陥ります。
これもしつけの一環になりますが、犬はそもそも頭の良い生き物です。
おやつを我慢させることで、徐々に「要求してもおやつはもらえない」と理解してくれます。
最初は心苦しいかもしれませんが、愛犬の健康のためにも、飼い主さんも心を鬼にしておやつを我慢させましょう。
ドッグフードを変更する
3つ目の対策はドッグフードを変更することです。
人間同様、犬も同じものばかりでは飽きてしまいます。
そのため、ドッグフードを変更してみることで、案外すんなり食べてくれるかもしれません。
ドッグフードを選ぶ際には、犬に必要な栄養素が含まれているものを選択しましょう。
ちなみに「総合栄養食」と記載のあるものは、犬に必要な5大栄養素がバランス良く含まれているので、1つの参考にしてみてください。
参考:一般社団法人ペットフード協会-ペットフードの種類–
食べてもらえるように工夫する
4つ目の対策は、食べてもらえるように工夫することです。
具体的には、以下のことを実践してみてください。
- ウェットフードに変更する(もしくはドライタイプのものに混ぜ合わせる)
- トッピングをする
- 好みのおやつを少量混ぜる
ウェットフードの特徴は、噛む力が弱くても食べやすい、香りが強いなどが挙げられます。
そのため、シニア犬でも食べやすく、香りが強いことから食欲増進にもつながります。
しかし一方で値段が高い、日持ちしないなどのデメリットも存在します。
これらのことから、状況に応じて要所要所で活用することが好ましいでしょう。
また、トッピングをすることでも食欲を増進させることができます。
そもそも犬は味覚よりも嗅覚の方が優れています。
そのため、トッピングにより香りを強化することで、犬の食欲をそそることが可能です。
市販で販売されている「犬用のふりかけ」や、簡単な調理でできるお肉や野菜も効果的です。
例えば、プレーンヨーグルト(無糖)や茹でた鶏のササミ、胸肉、さつまいも、にんじんなどがこれに該当します。
ヨーグルトは発酵食品ですが、犬に与えても問題ありません。
むしろ腸内環境が整い、免疫力の向上など、健康面で良い効果があります。
参考:PS保険-犬がヨーグルトを食べても大丈夫。与え方の注意点を獣医が解説–
トッピングと同様に、好みのおやつを少量混ぜることも有効です。
好みのものが含まれていることから、愛犬は進んでドッグフードを食べるようになるかもしれません。
この際、おやつだけを食べてしまわないように、細かく刻むなどして、全体的に混ぜてあげることがポイントです。
しかし、この方法については、根本的な解決にはならないことを理解しておきましょう。
なぜなら、毎回おやつを混ぜないと食べない可能性があるからです。
おやつの混ぜ合わせは、あくまでドッグフードを食べるきっかけとして活用し、徐々に他のトッピングに移行させる必要があります。
動物病院へ連れて行く
最後の対策は動物病院へ連れて行くことです。
単純なわがままや食欲不振ではなく、ドッグフードを食べない場合、何らかの病気を抱えていたり、ストレスを感じている危険性があります。
参考:飼い犬がストレスを感じているサインとは?4つの発散方法も徹底解説! #182
おやつを食べるのであれば、それほど心配する必要はないかもしれません。
しかし、ご飯を食べないことと同時に元気がない場合は、一度かかりつけの動物病院で診てもらいましょう。
もし身体的な不調があるのであれば、早期発見が好ましいことは言うまでもありません。
しつけや餌の工夫を行い、愛犬に健康的な食生活を!
「愛犬がおやつしか食べない!」と悩まれている飼い主さんは、愛犬の健康のためにもしつけや工夫を行う必要があります。
そもそも飼い犬がおやつしか食べない理由は、以下のことが考えれます。
- おやつは嗜好性が高い
- 老化に伴い食欲が落ちている
- 普段のドッグフードに飽きた
- 飼い主さんにかまってほしい
- 病気やストレスを感じている
これらに対して、適切な対策を講じることが求められます。
- 食べなかったらご飯を下げる
- おやつの要求を無視する
- ドッグフードを変更する
- 食べてもらえるように工夫する
- 動物病院へ連れて行く
まずは愛犬がなぜおやつばかり食べるのかを考え、その子の状況や好みから効果的な工夫を施しましょう。
大切な家族である愛犬に良質なアイテムを!【IDOG&ICAT】
日々を一緒に過ごし、いつもあなたを癒してくれる愛犬は、れっきとした家族の一員です。
そんな愛犬の一生は、飼い主であるあなたと過ごす時間で決まります。
どうせなら楽しく、リラックスできる時間を長く作ってあげたいですよね。
また、あなたも愛犬の可愛い姿や、楽しんでいる姿をできるだけ多く見たくありませんか?
幸せな時間を創出する1つの手段が、飼い犬のために作られたグッズやアイテムです。
実はこれらのアイテムは、愛犬がリラックスできる時間を生み出すだけではなく、健康状態の改善にも大きく役立ちます。
ペットの幸福度を高めながら体のケアもできるなんて、一石二鳥ですよね!
もし、あなたの愛犬や飼い主さんが以下のように感じているのであれば、アイテムで解決できる可能性があります。
- 服を着せても嫌がってしまう
- 抜け毛が多くて悩んでいる
- ご飯を食べるときの体勢がしんどそう
このような場合、愛犬にとって着心地の良い「ドッグウェア」や、抜け毛に特化した「ブラシ」、食事に配慮した「食器台」などが有効的です。
アイテムが全てではありませんし、無理に多くのものを揃える必要はありません。
しかし、あなたの愛犬にとって、「必要かも!」「あれば喜ぶかも!」と思えるものがあれば、ぜひ検討してみてください。
犬グッズを扱っている通販サイトは数多く存在しますが、せっかくならIDOG&ICATがオススメです。
IDOG&ICATは創業33年の縫製工場を母体とするペットグッズメーカーです。
縫製工場から派生した老舗メーカーだからこそ、品質にこだわった最高級の犬グッズをお客様に提供しています。
IDOG&ICATの大きな特徴は、ペットのことを第一優先に考えた商品づくりです。
愛犬が至福の時間を過ごせるように、最高の心地よさと機能性を追求したグッズを豊富に取り揃えています。
あなたと愛犬がいつまでも幸せな生活を送るために、IDOG&ICATで極上の1品を見つけてみませんか?
人気記事ランキング
人気記事ランキング
希少種ミヌエットはどんな猫?性格や特徴、育て方のポイントも解説!
93294views
猫がふみふみする理由とふみふみしない猫との違いとは? #50
65052views
ベンガルキャットが持つ意外な性格とは?しつけは子猫のときから行おう! #115
55132views
アメリカンショートヘアはどんな性格?オスとメスの違いも徹底解説! #77
49540views
猫が急に走り出す7つの理由とは?走る猫の注意点とその対処法も解説! #82
48014views
飼い猫が脱走したらどうしたらいい?探し方と事前にできる対策とは? #48
43381views
ラグドールの性格や特徴とは?子猫のときから愛嬌あり!飼育時には注意点も #111
36666views
猫のロシアンブルーってどんな性格?「猫ではない」と言われるほどの忠誠心を持つ #129
36561views