ペルシャは猫の王様!その性格や特徴は?チンチラとの違いも解説! #138

目次
ペルシャは「猫の王様」との呼び声も高い品種で、今もなお多くの猫好きを魅了しています。
その歴史は古く、正確なルーツは明らかになっていません。
そんなペルシャについて、以下のような疑問を感じていませんか?
- 見た目は知っているけど、性格はどんな猫?
- よく聞く「チンチラ」との違いはなに?
- 飼育するにあたってコツとかあるのかな?
そこで本記事では、ペルシャの性格・特徴だけでなく、チンチラとの違いや飼育時の注意点までも併せて解説します。
少しでも気になる方は、ぜひ最後までご覧くださいね!
ペルシャのルーツ
ペルシャのルーツにおいては、正確なことは判明されていません。
しかし19世紀後半、世界で初めて行われたキャットショーにも登場している事実があることから、その歴史は古いことがわかります。
イギリス出身ですが、祖先はアフガニスタン土着の長毛種です。
これが1世紀以上かけて交配を重ねた結果が、現在のペルシャ猫だと言われています。
また、コビータイプの体型をしたペルシャ猫に、オリエンタルタイプのポイントカラーを追加しようとして誕生した「ヒマラヤン」という品種が存在します。
これが当時、大層人気を誇り、猫における1品種として認められていましたが、現在ではペルシャの1部門とされています。
「猫の王様」と称されるペルシャの性格
「猫の王様」と称されるペルシャの性格には、以下の要素が挙げられます。
- 適度な距離感を保つ
- 穏やかで落ち着きがある
- 皮毛の柄によって性格が異なる
適度な距離感を保つ
一人で静かに過ごす時間を大事にするため、あまりベタベタ構われるのは好みません。
この点、お留守番においては寂しがることも少なく、難なくこなせるでしょう。
冷たい性格のように聞こえるかもしれませんが、家族のことはきちんと認識しています。
大袈裟に構われたり、抱っこされることが苦手なだけで、家族に対しては愛情深いです。
これらのことから、飼い主さんとは適度な距離感を保つ傾向にあります。
穏やかで落ち着きがある
穏やかで落ち着きがあることから、「上品」という言葉がよく似合います。
ゆっくりリラックスすることを好むことから、あまり感情的にはなりません。
特に成猫に成長した個体であれば、より一層活発に動いたり、鳴くことは減ります。
同様に過度なコミュニケーションは苦手です。
撫でられる分には喜びますが、一緒に遊ぶのはNGといった性格の個体も見受けられます。
これらのペルシャが持つ独特かつ、気品溢れる性格から「猫を飼うならペルシャ!」と決めている人もいるほどです。
皮毛の柄によって性格が異なる
一般的に猫の性格は、あくまで品種の傾向によるもので、個体差が大きく関係してきます。
しかしペルシャの場合は、皮毛の柄によってもその傾向が異なります。
基本的には上品と言われるほど、おとなしい性格をしています。
一方で、明るく物怖じしない皮毛カラーが「タビー系」です。
「ペルシャの道化師」などの異名を持つほどです。
「シルバー&ゴールデン」は、飼い主への信頼が特に厚い傾向にあります。
またそれだけでなく、プライドが高いのも1つの特徴です。
このように、ペルシャは皮毛の色や柄によっても性格が違ってきます。
気品を漂わせるペルシャの特徴
気品漂うペルシャの特徴としては、以下の要素が挙げられます。
- 2種類のタイプ(トラディショナル&エクストリーム)
- ゴージャスな皮毛にがっしりした体格
- 個体によって皮毛は多種多様
2種類のタイプ(トラディショナル&エクストリーム)
ペルシャには2種類のタイプが存在します。
1つ目は古くから見られるトラディショナルです。
もう1種は、エクストリームです。
双方顔の形状は丸く、目と目の間に凹みがあるため、鼻ぺちゃ顔になっています。
タイプの違いは、その潰れた鼻の差(高さ)にあります。
鼻がより低い場所に位置している方が、比較的新しいタイプであるエクストリームです。
ゴージャスな皮毛にがっしりした体格
ペルシャは柔らかい毛質で、絹のような手触りをした皮毛を持っています。
それが全身に覆われていることが1つの特徴です。
コビータイプで骨が太く、そのぶん筋肉もしっかりついています。
全身の長い皮毛は、15cmに及ぶ個体も存在し、首回りはより一層長いです。
長毛であることからブラッシングが必要になりますが、毛質が柔らかいため、やりやすいでしょう。
個体によって皮毛は多種多様
ペルシャに固定のカラーはありません。
個体によって、その色や模様は様々です。
具体的には、以下のような種類があります。
- ソリッド(単色)
- タビー(縞模様)
- バイカラー(有色&白)
- シルバー&ゴールデン
- パーティーカラー(複合色)
- ヒマラヤン etc
これからペルシャを飼おうとしている人は、好みのカラーを選べそうですね!
ペルシャとチンチラの違い
ペルシャとチンチラの違いは、ほとんどありません。
そもそもチンチラは、ペルシャの皮毛カラーの1種です。
上記の「個体によって皮毛は多種多様」の中では、「シルバー&ゴールデン」がチンチラに該当します。
シンプルなシルバーとゴールデンの他に、シェーテッドシルバー&ゴールデンが存在します。
また、目の色はグリーンかブルーです。
飼育時のコツと注意点
ペルシャを飼育する際には、いくつかコツや注意点があります。
- ブラッシングは必須条件
- ブラッシングスプレーが有効
- 「流涙症」に注意
- キャットタワーは微妙
ブラッシングは必須条件
ペルシャにとって、ブラッシングは必須条件になります。
なぜなら、顔が凹んでいる特徴から自分でグルーミングを行うことが困難だからです。
また、長毛種は短毛種よりも、毛玉を吐く回数が多い傾向にあります。
予防策として、毛玉ができにくいフードなども存在しますが、やはりブラッシングが効果的です。
参考:Groomieグルーミー 抜け毛スッキリ アンダーコートケアブラシ
ブラッシングを嫌がる個体も存在します。
その際は無理にブラッシングしようとするのではなく、毛玉対策ができるフードを積極的に与えることが有効です。
これらのことから、毎日の毛繕いを意識的に行ってあげましょう。
ブラッシングスプレーが有効(乾燥期)
静電気が起きやすい乾燥機には、ブラッシングスプレーが有効です。
スプレーを活用しドライングすることで、皮毛が美しく仕上がります。
「流涙症」に注意
鼻が潰れている品種に共通することは、「流涙症」に注意することです。
そもそも流涙症とは、字の如く常に涙が流れた状態であることを指します。
参考:トレッタねこ病院-鼻涙管閉塞(流涙症)| ねこの涙目、考えられる病気とは?–
同じ特徴を持つ「エキゾチック」なども同様です。
参考:エキゾチックってどんな猫?飼いたいけど相場の値段は?性格や特徴も
キャットタワーは微妙
ペルシャは性格上、地面など低い位置を好む傾向にあります。
そのため「キャットタワーを設置しても遊んでくれない」という結果になり得ます。
とはいえ、個体差があります。
喜んで遊ぶ個体については、キャットタワーの活用は運動になるため、取り入れてあげましょう。
ペルシャはこんな人にオススメ
ペルシャの飼育は、以下のような人にオススメです。
- あまりベタベタしたくない人
- 上品な雰囲気の猫が大好きな人
- 皮毛のカラーにこだわりがある人
ペルシャは性格上、あまりベタベタ構われるのは好きではありません。
しかし、それは飼い主さんが嫌いということでもありません。
つまり、適度な距離感を保ちたいということです。
また、身体的な特徴から上品な気配を感じさせます。
具体的には絹のような手触りで、長いゴージャスな皮毛で、穏やかな性格であることです。
この特徴から、「猫を飼うならペルシャ!」と決めている人も存在します。
ペルシャの皮毛カラーは、以下のように豊富です。
- ソリッド(単色)
- タビー(縞模様)
- バイカラー(有色&白)
- シルバー&ゴールデン
- パーティーカラー(複合色)
- ヒマラヤン etc
もし皮毛の色にこだわりがあれば、ピッタリな個体を見つけられるかもしれません。
ペルシャの性格を考慮して、適切な距離感で飼育しよう!
ペルシャの性格を考慮して、適切な距離感で飼育してあげましょう。
そもそも性格には、以下のような要素があります。
- 適度な距離感を保つ
- 穏やかで落ち着きがある
- 皮毛の柄によって性格が異なる
ちなみに適度な距離感を一概に決められません。
これは個体によって異なります。
実際に飼育し、愛猫を観察する中で判断してあげることが重要です。
最終的に距離感を判断できるのは、愛猫を愛する飼い主さんしかいません。
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