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猛暑が続いてるけれど、わんこは少しでも快適に過ごさせてあげたい!それなのに、なんだか年々暑さが厳しくなっている気がしますよね。それもそのはず。平均気温はこの100年で3.2°C上昇し現在も上がり続け、東京周辺では30°C以上になる時間は1980年代の2倍に増えているのです。
今年はとくに厳しい猛暑で、愛犬が心配……そんな飼い主さんのために、効果的な暑さ対策とおすすめクールアイテムをご紹介します。お家時間やお散歩、お留守番の時間など、シーンに合わせてピックアップしましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
おうち時間をもっと快適にしよう
お家時間をもっと快適にするための対策とおすすめのアイテムをご紹介します。
エアコンの設定温度は25〜26°Cに
気温がやや低めの日にはエアコンをつけない飼い主さんがいますが、犬の暑さ対策にエアコンは必須。設定温度は25〜26度前後に設定しましょう。冷たい空気は下にたまるため、愛犬の体が冷えすぎないようにサーキュレーターなどで部屋の空気を循環させてあげてください。暑がりだからといってエアコンの風が直接あてるのはNGです。
また、犬にとっては温度と同じくらいに大事なのが湿度です。湿度が高すぎると体の熱を放出できず体内に熱をため込んでしまうため、大変危険です。ドライ機能を活用して、室内の湿度は40%〜60%程度になるように調整しましょう。
クールマットを用意してあげる
犬が自由に体温調整できるように、お家の中にクールマットを用意してあげましょう。クールマットのタイプは、大きくわけて2つあります。
⚫️アルミや大理石などハードな素材
素材のひんやりさが魅力のハードタイプのマットは、お手入れが簡単なので常に清潔に使えます。その一方、爪が食い込まない素材のため滑りやすく、寝床を掘るクセのある犬や臆病な犬は、ハードな素材のマットを嫌がる場合もあります。
⚫️接触冷感やジェルタイプなどソフトな素材
やわらかなマットは、多くの犬が好む素材です。寝心地がよく、ジェルタイプは犬の体に合わせて形状が変化するためフィット感が高く、ヒンヤリ感を実感しやすいでしょう。
ハード素材とソフト素材、どちらもメリットデメリットがあるので、犬の性格に合わせて選んであげると良いでしょう。
IDOG&ICAT クールステイマット
のるだけでひんやり気持ちいい、接触冷感素材のステイマットです。綿シートを挟んでいるので、ふんわりとした寝心地がとっても快適。抗菌・防臭効果で、安心してお使いいただけます。お家の中でベッドやオファーに敷いたり、お出かけの時の車の座席、カフェマットとしても活躍しそう!
夏のお散歩はこれで決まり!
お散歩の時の暑さ対策とおすすめのアイテムをご紹介します。
夏の散歩は地面で決める
暑い季節、散歩の時間を調整している飼い主さんは多いと思います。けれども、ここまで気温が高くなると、陽が落ちてからもなかなか気温が下がらない日も多いですよね。その理由のひとつが、アスファルトに残った昼間の熱です。なるべく日中は日陰だった場所や、土や草の上などを選ぶとよいでしょう。
クールタイプのドッグウェアの種類と選び方
犬は人間よりも体が地面に近く、ダイレクトな照り返しによる熱気を受けるため感じる暑さもずっと強め。地熱からも守ってあげるためにも、クールタイプのドッグウェアが有効です。
けれども種類がいろいろありすぎて、どれを選んだらいいのか悩んでしまいますよね。そこで、クール服の種類と選び方を解説します。
⚫️濡らしてひんやりタイプのクール服
ドッグウェアを水で濡らし、気化熱で体を冷やすタイプの犬服は、しっかり冷える上軽くて動きやすいので子犬からシニア犬まで幅広くおすすめです。
⚫️接触冷感素材のクール服
体が濡れるのを嫌がる子には、接触冷感素材のクール服を選んであげましょう。優しいクール感なので、お散歩の時だけでなく室内で着用するのもGOOD。このタイプはデザインが豊富なので、おしゃれの幅もグッとひろがります。
⚫️サマーカットした犬にはUVカットや防虫機能付きのクール服がおすすめ
サマーカットした犬は紫外線や害虫の影響を受けやすくなるため、UVカットや防虫機能付のクール服で対策するのがおすすめです。
iDog COOL+MOSCAPE メッシュプリントタンク
接触冷感素材と防蚊のダブル機能で愛犬を守る、スポーティ&カジュアルなタンクトップです。防蚊MOSCAPEが90%以上の高い忌避率で愛犬を蚊から守ります。
⚫️暑がりな犬や散歩時間が長い犬には保冷剤を入れるタイプのクール服を
保冷剤を入れるタイプは保冷時間の長さを確認しておきましょう。気温が高い場合、散歩中に溶けてしまい保冷効果がなくなる可能性があります。
⚫️日差しが気になる時にはフードつきのクール服を
犬の頭までしっかり日差しから守りたい時にはフードつきの犬服がおすすめです。フードの下でネッククーラーを使えば、ひんやりした空気が首回りに溜まって相乗効果にも!
⚫️黒い被毛の子には薄い色のクール服がおすすめ
被毛のカラーが黒い犬は、他の毛色の犬よりも暑さ対策に注意が必要です。色による表面温度の違いの実験では、白い服が30℃だった時の黒の服はなんと45℃超えという結果に。つまり黒い被毛の犬は、被毛が白い犬と比べると体感温度がグッと高くなってしまうのです。被毛が黒い子には、白っぽい色や淡い色、比較的熱を反射しやすい赤のクールウェアで対策してあげましょう。
首すじを冷やす時は前側を
クールバンダナで首元を冷やす際には、首の後ろではなく前を冷やすことがポイントです。首の前にある太い頸動脈を冷やすことで、効率的に体を冷やせます。
iDog COOL HOLD PCM 首元ひんやりドッグクーラー
冷蔵庫で冷やしてサッと首に巻くだけで簡単に装着できる愛犬用のネッククーラーです。18℃以下の環境下で自然凍結、冷えすぎず安全に利用することができます。冷水や冷蔵庫に入れればすぐに凍結するので、何度でも使用可能です。
IDOG&ICAT AQUA HOLD ひんやりシュシュ
表生地は、濡らして絞って叩くだけでヒンヤリ快適な急冷素材と抗菌加工の「COOL ME」素材を使用。首にあたる裏生地は、水を含ませると柔らかくなって首周りにピッタリとフィットする新素材。まるで水をまとうようなクール感で、愛犬を暑さから守ります。
水分補給を忘れずに!
熱中症予防に大切なことのひとつが水分補給。どうしてもお水を飲んでくれない子の場合、散歩から帰ったら犬用のゼリーやアイスを与えたり、スイカなどの果物で水分を補給するとよいでしょう。
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もっと涼しくお留守番
お留守番時間の暑さ対策とおすすめのアイテムをご紹介します。
遮光カーテンやUVカットシートを使おう
愛犬のベッドはケージは、日が当たらない場所に置いてあげましょう。外出時に日があたっていなくても、夕方になると西日があって温度が上昇する可能性もあります。遮光カーテンやUVカットシートを使って、太陽光が部屋に入るのを防ぐなどの工夫をしてあげるとよいでしょう。
IDOG&ICAT クールジェルマット
ひんやり気持ちいい接触冷感素材と冷感ジェルを使用したW冷感のクールマットです。 約1.5cmの厚みある冷感ジェルが体温をしっかり吸熱、涼しさが長続きします。
水分補給できる場所を複数用意する
いつでも水分が取れるように、複数箇所にたっぷりのお水を用意してあげましょう。
IDOG&ICAT LAULE’A コンフォート クリアフードボウル
快適な高さとほどよい傾斜が体に優しいフードボウルです。安定感のあるデザインで底面4箇所に滑り止めがついているため倒れにくく、お留守番中も安心です。
エアコンの人感センサーに注意!
留守番時に注意したいのが、人感センサーのあるエアコンです。小型犬など体の小さい犬は人感センサーに反応せず、誰もいないと判断されエアコンが切れてしまう可能性があります。留守番時に使用する場合には必ず設定を確認し、人感センサーをオフにしておきましょう。
無理せずゆっくり過ごしましょう
今年の夏は、人間でも危険な暑さと言われる日が続いています。クール対策を万全にしていても、愛犬の体調をしっかりチェックするのは忘れずに!もし少しでも不安な体調変化があった場合には、かならず早急に動物病院を受診してください。
まだまだ暑い毎日が続きますので、愛犬も飼い主さんも無理せずゆったりと過ごしましょう。
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エアコンをつけた室内で熱中症?犬の留守番・熱中症対策の注意点
犬との暮らしをもっと豊かに・大切な家族に選ぶなら…IDOG&ICAT
「IDOG&ICAT」は創業33年の縫製工場を母体とするペットグッズメーカーです。
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参照:2020年度日本地理学会春季学術大会「最小スケール気候変動適応策としての被服色彩選択効果について」p.97
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