【失敗しない子犬の散歩デビュー】時期・練習・注意点・悩み別対処方も

子犬を家族に迎えると、お散歩デビューについて考えると思います。はじめてのお散歩は楽しみだけれど、不安もいっぱいですよね。
- 散歩へはいつから連れていってもいいの?
- リードや首輪、ハーネスの選び方がわからない
- 散歩中になにかあったらどうしよう
- うちの子、上手にお散歩できないかも
とくに初めて犬を迎えた飼い主さんは、いろいろと考えて心配になってしまうかもしれません。
この記事では安心して楽しくお散歩デビューできるように、お散歩デビューに関する不安にお答えしながら、おすすめのアイテム・グッズもご紹介します。
お散歩デビューはいつ?
お散歩デビューはワクチン接種の2週間後を目安に
子犬の散歩デビューの目安は、すべてのワクチンプログラムが完了してから2週間後です。
最後のワクチンを打ったらスグにお散歩できると思ってしまいがちですが、免疫がついて散歩しても問題ない状態になるまでは2週間程度必要なので気をつけましょう。
母親からもらった免疫が少しずつ減ってしまうため、ワクチン接種が完了する前はさまざまな病気にかかりやすい時期です。子犬の命と健康を守るためにも、散歩デビューの時期は必ず守ってあげましょう。
だからといって、遅くなりすぎてしまうのもよくありません。
子犬のうちは新しいことや知らないことなどに柔軟に慣れていきますが、生後4ヶ月を過ぎると警戒心や恐怖心を感じやすなり、新しいことに慣れにくくなっていきます。
お散歩中に嫌なことや怖いことがあった時にリカバーしづらくなってしまうため、お散歩デビューが遅くなると、怖がりになってしまったりお散歩が嫌いになってしまったりする可能性があるのです。
子犬のお散歩デビューはワクチンプログラムが完了して2週間を目安に、刺激への順応性が高いうちに済ませておきましょう。
首輪やハーネス、リードに慣れよう
実際に外を歩かせる前に、首輪やハーネス、リードに慣れさせてあげましょう。首輪やハーネスをつけて過ごす練習からスタートして、慣れてきたらリードをつけて室内を歩いてみるといいでしょう。
子犬の好奇心を利用して、リードをつけた時だけ廊下やベランダに出られるなどするのもおすすめです。お散歩デビューは、子犬だけでなく飼い主さんも余裕がないかもしれません。室内でリードを使って一緒に歩くことに慣れておくだけでも、気持ちにゆとりができますよ。
初めての首輪やハーネスは、軽く体に優しいものを選びましょう。本革や金属の首輪は耐久性はありますが、重量感があり子犬には重た過ぎる場合もあります。子犬が怖がらないように、負担の少ない素材と重さのものを選びましょう。
伸縮リードはお散歩に慣れるまでは危険なので、使用しないようにしましょう。
iDog SHIELD COAT 犬用コンフォートハーネス リード付
ワンちゃんの体型にフィットする、安全で優しいベスト型ハーネスです。裏地のクッションメッシュが衝撃を面で吸収してくれて首や器官に負担がかかりにくい形なので、お散歩慣れしていなくてつい引っ張ってしまう子犬でも安心です。
抱っこ散歩で外の世界に慣れよう
お散歩デビューの前は、外の世界に慣れるために抱っこ散歩をしてあげるとよいでしょう。
家族以外の人がいる場所や、車や街の雑踏など、家の中では経験できないものがたくさんあります。散歩デビュー前は社会化期でもあるため、できるだけ外の世界を体験することも大切です。
抱っこでの散歩でも、首輪やハーネス、リードは必ず装着しましょう。地面を歩かせてはいけませんが、外の世界ではどんなトラブルがあるかわかりません。万が一、地面に降りてしまった時のためにもしっかりと準備してあげてください。迷子札も忘れずに!
抱っこでの散歩に慣れてきたら、キャリーバックやペットカートでお散歩するのもおすすめです。バッグやカートに慣れていれば、旅行や移動などで使用する時にもスムーズお出かけできますよ。
IDOG&ICAT WALKA HOLIC セミハードボトム トートキャリーバッグ キルティング
ビート板のような固さと肌触りの底面で、安定感と安全性を高めたidogオリジナルのキャリーバッグです。バッグ内側には飛び出し防止リードがついているので、いざという時も安心です。取り外し可能のクッション入り中敷きはゴム付きなので、ペットシーツが固定できます。おトイレがまだちょと心配という子犬でも、安心してお使いいただけます。
ICATオリジナル ネームタグ角丸
一見迷子札には見えないとってもオシャレな迷子札です。 絵柄の中に子犬の名前や電話番号などを入れた世界で1つだけの迷子札をお作りします。
お散歩グッズの準備しておこう
お散歩デビューの時期を決めたら、お散歩で使うアイテムを準備しておきましょう。
- お散歩バッグ(マナーバッグ)
- トイレグッズ(うんち袋・ティッシュやウェットティッシュ)
- 水(マーキングのニオイ消し・飲料水)
- オヤツやおもちゃなど
散歩に慣れるまでは、お散歩バッグは手提げタイプよりも両手が自由になるショルダータイプや、ウエストポーチタイプがおすすめです。トラブルで急に子犬を抱っこしなければいけなくなった時でも、スグに対応できます。
BOS うんちが臭わない袋
うんちを入れて鼻を近づけても、ほとんど臭いを感じない驚異的な防臭力を持った素材でできた袋です。
iDog WALKA HOLIC 三角マナーポーチ
撥水加工の消臭マナーポーチです。 耐久性の高いリップストップ素材を使用しています。表の生地は撥水加工がしてあり、濡れても中に染みこみにくいので急な雨でも安心です。
IDOG&ICAT 折り畳みシリコンフードボウル
持ち運びに便利な折り畳み式のペット用フードボウルです。 ボウルの深さを2段階に調節できるので子犬でも使いやすく、大きくなってもそのまま使えます。カラビナをバッグやリードにつけられるので、持ち運びも便利です。
お散歩デビューのポイント
お散歩デビューにおすすめのコース・避けた方がよいコース
はじめてのお散歩は、公園や遊歩道など静かで安全な場所がおすすめです。いきなり家からリードで歩きだすのではなく、いつも通り抱っこやキャリーバッグで公園などの安全な場所まで連れて行き、そこで地面に下ろしてあげましょう。
子犬が外を歩くのに慣れてきたら、少しづつ歩く範囲を広げていきます。抱っこで散歩に慣れていても、地面から見る景色はまったく違います。いきなり人混みや車の多い場所に連れていくと、臆病な子は恐怖心で歩くのが怖くなってしまう場合があります。
信号や踏切など大きな音や、登下校の大勢の小学生と遭遇するなど刺激の多いコースはできるだけ避け、お散歩に慣れてきてからコースに組み入れるとよいでしょう。
お散歩デビューは時間帯が大切
子犬は体が小さく地面に近く、地表の温度の影響を受けやすいため気をつけてあげてください。とくに暑い時期は、日がくれてもアルファルトに熱が残っていることがあります。冬の寒い時期は地面が冷たく凍っている場合もあります。快適に歩ける時間帯を選びましょう。
また、交通量や人通りの多い時間帯を避け、ゆっくりと子犬のペースで歩ける時間帯にお散歩することが大切です。慣れるまでは、雨の日や風が強い日など天候が悪い時はお散歩はお休みしましょう。
お散歩デビューの時間と回数
子犬の散歩デビューは、最初は短い時間でOKです。喜んで歩くからといって、長時間歩かせすぎないようにしましょう。お散歩の目安は朝と夕の2回、小型犬で30分、中型犬は40分、大型犬は60分程度です。ただし、慣れるまでは無理にその時間まで歩かせる必要はありません。子犬のペースに合わせて、少しずつ時間を伸ばしていきましょう。
散歩デビューの悩み別の対策
歩かない理由と対処方法
お散歩デビューしたばかりの時は、なにかに対して「こわい」と感じて歩けなくなっていることが多くあります。飼い主さんは、子犬がこわがっている原因を見つけてあげましょう。
特定のものを怖がっている場合には、抱っこや声かけ気持ちを落ち着かせてあげたり、オヤツを与えてリラックスさせてあげるとよいでしょう。外の雰囲気や地面の感触に不安を感じているようなら、静かな場所まで連れていって無理に歩かせずに外の空気と地面の感触に慣れさせてあげましょう。
また、室内での首輪やハーネス、リードの練習をしていない子犬の場合は、装着した状態にストレスを感じている可能性もあります。負担の少ないアイテムを選び、室内で練習してあげてください。
いずれの場合も、飼い主さんが不安そうにしていると子犬にも伝わってしまいます。多少のトラブルは気にせず、散歩中は飼い主さんが楽しそうに過ごすことも大切です。
引っ張る理由と対処法
好奇心旺盛で物おじしないタイプの子犬は、興味あるものがたくさんあるためリードを引っ張って歩いてしまうことがあります。その場合はひっぱり返さないようにしてください。飼い主がリードを引っ張ると、子犬は引っ張り返してしまうためひっぱり癖が定着してしまいます。
子犬が引っ張っていると感じたら、リードを飼い主さんの体の側で固定して立ち止まります。子犬が進めなくなって立ち止まったら、褒めて呼び寄せオヤツをあげましょう。リードが緩んだ状態になると褒められてオヤツがもらえるとわかると、次第に引っ張らなくなります。
子犬がグイグイと引っ張るのは悪気があるのではなく、様々なことに興味が向いている成長の証です。引っ張ったからといって怒ったりせず、気長に対処してあげましょう。
拾い食いの理由と対処方法
子犬は好奇心が旺盛のため、人間の子どもと同じくなんでも口に入れて確認しようとします。けれども、道路にはタバコの吸い殻や食べもの、除草剤を巻いた植物など子犬が食べると危険なものが数多く存在しています。
お散歩には、子犬が大好きなオヤツを持っていき、何かに興味を持ったら口に入れる前に名前を呼んでオヤツをあげて気を逸らしましょう。もしも拾い食いで美味しいものを食べてしまうと、その後「落ちていないかな」「また食べたいな」と探しながら歩くようになる可能性があります。
口に入れてしまった時に大きな声を出したり、怒ったりするのはNGです。飼い主さんにバレないように急いで飲み込んでしまうようになる可能性があります。お散歩デビュー前に「マテ」を練習しておいて、拾い食いを事前にストップできたら思い切り褒めてあげてくださいね。
iDog SHIELD COAT キルトダウンハーネス
総裏フリースのあったかダウンとハーネスが一つになったアイテムです。しっかり撥水・防汚加工で雪の日や寒い季節にもピッタリ
カラーリングがオシャレなダウンハーネスは、軽さと柔らかさにこだわりました。
犬との暮らしをもっと豊かに・大切な家族に選ぶなら…IDOG&ICAT
「IDOG&ICAT」は創業33年の縫製工場を母体とするペットグッズメーカーです。
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