犬が撫でられると嬉しい場所はどこ?初対面の犬とのコミュニケーション方法も!

目次
あなたが犬と触れ合う際、ただ「可愛いから撫でたい!」という感情から撫でることが多いでしょう。
しかし、このとき犬がどう感じているのか気になったことはありませんか?
実は「撫でる」と言っても、撫でられて嬉しい場所や、反対に嫌がる場所が存在します。
また、犬種によっても適切なコミュニケーション方法は異なるのです。
具体的に以下のような疑問を感じたことはありませんか?
- 犬はどこを撫でられるのが一番好きなの?
- 初めて会った犬とどうやって心を通わせられるの?
- 犬が撫でられたくないときって、どういうサインを出してるの?
そこで本記事では、犬が撫でられると嬉しい場所だけでなく、嫌がるタイミングや注意点なども合わせて解説します。
簡潔に記載しているので、少しでも気になる方はぜひ最後までご覧くださいね!
犬が撫でられると嬉しい3つの理由
犬が撫でられると嬉しい理由は、以下のとおりです。
- 安心感・愛情を感じるため
- 被毛の手入れ効果があるため
- ストレス解消・リラックス効果があるため
犬は群れで生活する動物であり、飼い主さんを親やリーダーのように慕っています。
そのため、飼い主さんに撫でられると、安心感や愛情を感じ、喜ぶのです。
犬は被毛を自分で手入れすることができないため、飼い主さんに撫でてもらうことで、被毛のブラッシングやマッサージの役割を果たし、清潔感や快適さを保つことができます。
撫でられることで、犬の体内で「オキシトシン」というホルモンが分泌されます。
オキシトシンは、ストレス解消やリラックス効果があるため、犬は撫でられることで心身ともにリラックスすることができるのです。
ちなみに、犬は撫でられると、以下のような行動をとります。
- 尻尾を振る
- 体をくねくねさせる
- お腹を見せる
- 目を細める
- 舌を出す
これらの行動は、犬がリラックスして喜んでいるサインです。
とはいえ、犬は個体によって性格や好みが異なるため、撫でられることを嫌がる犬もいます。
愛犬が撫でられることを嫌がる場合は、無理強いせず、愛犬のペースに合わせて接するようにしましょう。
犬を撫でることで得られる効果
犬を撫でる行為は、犬自身にとってはもちろん、実は飼い主(人間)にとっても多くのメリットがあります。
具体的に犬を撫でることで得られる効果は、大きく分けて以下の2つが挙げられます。
- ストレスの軽減
- 犬との絆の強化
ストレスの軽減
犬を撫でると、犬の体内でも「愛情ホルモン」と呼ばれるオキシトシンが分泌されます。
それと同時に、可愛い愛犬を撫でることで、実は人間の脳内でもオキシトシンが分泌されているのです。
つまり、犬を撫でることで、人間のストレスも軽減されるということです。
犬との絆の強化
犬は触れ合いを通じて信頼や愛情を感じる動物であり、定期的なスキンシップはその信頼関係をより一層深める手段となります。
犬との信頼関係が高まると、散歩やしつけなどがよりスムーズに行えるようになるだけでなく、犬自身のストレスも減少することが多いです。
総じて犬を撫でる行為は、犬自身にとっても人間にとっても多くのメリットがあります。
これらのことから犬を飼っている方は、ぜひ毎日のスキンシップの中で、犬を撫でてあげるようにしましょう。
犬が撫でられると嬉しい場所
犬が撫でられると嬉しい場所は、一般的に以下の場所だと言われています。
※性格などの個体差が生じるため、愛犬の様子を見つつ理解しましょう。
- あごの下
- 耳の後ろ
- 耳の付け根
- 眉間
- お腹
- 腰
- 尻尾の付け根
あごの下
あごの下は犬にとって、特にリラックスする部位とされています。
この場所を優しく撫でると、犬は安心感を感じ、ストレスが軽減されることが多いです。
あごの下は触りやすい場所であるため、日常的な撫で方としてもおすすめです。
耳の後ろ
耳の後ろは犬にとって非常に敏感な部位です。
優しく撫でると、その快感は犬の脳に直接作用し、安心感や幸福感が高まります。
ただし、力を入れすぎると痛みを感じる可能性もあるので、力加減は注意しましょう。
耳の付け根と目じりのあたり
耳の付け根や目じりの近くも、犬が気持ちよく感じる部位とされています。
この部分は犬が自分でなかなか触れない場所であるため、飼い主が優しく触れることで非常に喜びます。
眉間
眉間は犬が集中する場所であり、ここをそっと撫でることで犬は安心感を得ると言われています。
特に緊張している場面や不安な状況での触れ合いには、この部位が効果的です。
お腹
お腹は犬が最も防御の弱い部位です。
そのため、信頼している人にしか晒さない場所であり、お腹を触らせてくれるということは、その犬があなたを高く信用している証拠とも言えます。
腰
犬は腰を撫でられると、全体的な緊張が解けると言われています。
特に長時間の運動や遊びの後には、腰周りが固くなることがありますので、この部分を優しく撫でると喜びます。
尻尾の付け根
しっぽの付け根もまた、犬が気持ちよく感じる部位とされています。
ここも運動後や散歩後にこの部分を撫でると、犬は非常にリラックスすることが多いです。
最終的にそれぞれの部位で犬がどれだけ喜ぶのかは個々に異なるため、まずは優しく触れ合いながら犬の反応を見ることが大切です。
撫でられることに関する犬種の差
撫でられるのが嬉しいかどうかは犬種にもよります。
撫でられることを特に喜ぶ犬種
「トイ・プードル」、「ヨークシャーテリア」、「マルチーズ」などは、人間とのスキンシップを特に好む犬種とされています。
これらの犬種は、もともと家庭犬として飼育されていた背景があり、そのため人懐っこい性格が多いためです。
また、「ゴールデンレトリバー」や「ラブラドールレトリバー」も人との触れ合いを好む性格の個体が多いです。
撫でられることを嫌がる傾向の犬種
一方で「柴犬」、「秋田犬」、「ハスキー」などは、独立心が強く、また遺伝子的にオオカミに近いため、人とのスキンシップをあまり求めない傾向にあります。
「ビーグル」、「ダルメシアン」、「ボクサー」などは、もともと狩猟犬として使われていた歴史があります。
そのため、自立心が強く、人との触れ合いよりも狩猟のスキルに特化している傾向があるのです。
とはいえ、個体によって性格はさまざまなので、一概には言えません。
重要なことは、実際の触れ合いの中で愛犬をしっかりと観察し、理解してあげることです。
犬が撫でられたくないタイミングとサイン
犬とのスキンシップは多くの場合、双方にとって楽しい時間ですが、犬が撫でられたくないタイミングも存在します。
こうした瞬間に撫で続けると、犬にとってストレスフルな状況を作り出してしまう可能性があります。
具体的に犬が撫でられたくないタイミングは、以下のようなシチュエーションです。
- 食事中
- トイレ中
- 吠えているとき
上記の状況下では、犬にとって集中が必要な時であり、その集中を乱す行為となるので、撫でるのは避けるべきです。
また、犬が他の犬や人と遊んでいる最中も、注意が必要です。
遊びは犬にとって非常に重要な社会的行動であり、その最中に突然撫でられることがストレスとなることもあります。
犬が撫でられたくないと感じている時、しっぽを下げたり、耳を後ろに倒したりすることが多いです。
このような状態の場合は、犬がストレスや不快を感じているサインともいえます。
参考:飼い犬がストレスを感じているサインとは?4つの発散方法も徹底解説! #182
また、犬が避ける行動を取ったり、顔をそむけたりした場合も、その時点でのスキンシップは避けた方が良いでしょう。
犬が急に距離を取ったり、唸ったりするような行動も、警戒しているサインです。
参考:犬が唸る8つの理由とは?状況別に適した対処法を実践しよう!
犬が撫でられたくない場合の対処法
撫でられたくないと感じた場合、無理に触れずに犬の気持ちに配慮することが重要です。
これは、犬がストレスを感じると、それが行動にも反映される可能性があり、その結果、犬と飼い主の関係にも影響を及ぼすことがあるからです。
状況を理解し、距離を取る
犬が撫でられたくないサインを出した場合、その瞬間は触れずに少し距離を取ってみましょう。
犬が落ち着くまで待ち、改めて接触を試みても良いタイミングかを見極めます。
犬の気持ちに寄り添う
無理に触れるのではなく、犬がどう感じているのかを理解しようとすることが、より良い人と犬との関係を築く第一歩です。
犬の気持ちに寄り添い、それを尊重することで、犬も安心してスキンシップを楽しむことができるようになります。
犬が嫌がる撫で方や場所
犬とのスキンシップは、飼い主にとっても犬にとっても喜びのひとつですが、その方法や場所によっては犬がストレスを感じる場合もあります。
犬が嫌がる撫で方
犬が嫌がる撫で方としてよく挙げられるのは、力強すぎる撫で方や急に大きな動きで触ることです。
犬は力強い触り方に対して警戒心を持ちやすく、これが犬にストレスを与える要因にもなります。
特に力強い撫で方は、犬が攻撃されると感じる可能性があります。
そのため、手のひらを広げてゆっくりと犬に近づき、優しく触れることが重要です。
犬は急な動きにも敏感です。
突然の大きな動きは犬を驚かせるだけでなく、ストレスや恐れを引き起こす場合があります。
そのため、手の動きはなるべくゆっくりと行いましょう。
犬が撫でられるのを嫌がる場所
一般的に、犬が撫でられるのを嫌がる場所としては、「口の周り」や「尻尾の先」があります。
口の周りは食事や防衛に直結する非常に重要な部位です。
この部分を触ることで犬は警戒心を持ち、ストレスを感じやすくなります。
特に食事中や吠えている時にこの部分を触ると、犬は非常に不快に思う可能性が高く、性格によっては噛みつかれて、人が怪我をする危険性も考えられます。
尻尾の付け根はむしろ、撫でられると嬉しい場所ですが、尻尾の先に関しては犬が非常に敏感に反応する部位です。
そもそも尻尾は犬が感情を表現する手段の一つであり、その先端部分は特に敏感です。
無理に触ると犬が不快に感じ、ストレスを感じる場合があります。
初対面の犬を撫でる場合のアプローチ方法
初対面の犬との接触は、特に注意が必要です。
新しい環境や人々に対して犬は警戒心を持つことが多く、その心のバリアを乗り越えるには適切なアプローチが必要になります。
初対面の犬に好感を持たせる方法
好感を持たせるための第一歩は、自分自身が落ち着いた状態で接することです。
犬は人間の感情や態度を非常に敏感に察知する動物です。
こちらが緊張や不安を感じていると、それが犬にも伝わり、警戒心を持たれる可能性が高まります。
さらに、犬は言葉ではなく身体言語でコミュニケーションを取ることが多いです。
急な動きや大声は避け、ゆっくりとした動きで接近することが好感を持たせるコツとなります。
また、目をそらして直視を避ける、低い姿勢で接近するなども効果的です。
初対面でも安心して犬を撫でられるコツ
犬を撫でる際には、最初は耳の後ろや背中、脇腹など、一般的に犬が好きな部位を狙ってみましょう。
これらの部位は犬にとって心地よい触り心地があり、警戒心を解くのに役立ちます。
優しく触れた後、犬の反応をしっかりと観察しましょう。
耳を倒さない、しっぽを振る、体を寄せてくるなどのポジティブな反応が見られた場合は、その後もゆっくりと他の部位に手を伸ばしてみてください。
一方で嫌なリアクションを見せた場合は、無理に触れようとせずに距離を置くことが大切です。
犬が撫でられると嬉しい場所を理解して、良好な関係を築こう!
犬との触れ合いは人にとっても癒しの一つですが、犬にとっても同じです。
ただし、どのように撫でるか、どこを撫でるかによって犬の反応は大きく変わります。
そのため、撫でられると嬉しい場所を個体ごとにきちんと把握して、接触することが重要です。
一般的に耳の後ろや背中は犬が撫でられると嬉しい場所です。
特に耳の後ろは多くの神経が集まっており、撫でられることでリラックスすることが多いでしょう。
しかし一方で、口の周りやしっぽの先は犬が撫でられるのを嫌がる場所とされています。
初対面の犬と触れ合うときは、まず犬がリラックスしているかどうかを見極めましょう。
そして最初は犬が好きそうな部位を優しく撫でて、その反応を見ると良いです。
犬が落ち着いた様子を見せたら、他の部位も徐々に優しく触れてみましょう。
犬との良好な関係を築くためには、犬がどのような触れ合いを好むのかを理解することが第一歩です。
犬が好きな場所を優先的に撫で、嫌がる場所は避けましょう。
そして、犬の反応を見ながら、犬がリラックスできるような触り方を心掛けることが重要になります。
「可愛いから撫でたい!」という人間だけの欲求で、無理にあちこち触れることはNGです。
Q&A
Q: 犬はどこを撫でられるのが一番好きなの?
A: 犬が一番好きな場所は個体差がありますが、一般的には耳の後ろや背中、あごの下などが好きな場所とされています。これらの部位は犬がリラックスするとされているため、まずはこれらの場所を優しく撫でてみてください。
Q: 初めて会った犬とどうやって心を通わせられるの?
A: 初対面の犬と心を通わせるためには、まず自分自身が落ち着いた態度で接することが重要です。犬は人の感情を敏感に察知します。最初は直接目を合わせず、犬から近づいてきたら、耳の後ろや背中を軽く撫でてみてください。
Q: 犬が撫でられたくないときって、どういうサインを出してるの?
A: 犬が撫でられたくないとき、耳を後ろに倒す、しっぽを下げて隠す、身を縮める、避けるような動きをするなどのサインがあります。これらのサインを見たら、犬の気持ちを尊重して、一旦距離を取ることが推奨されます。
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