犬が家の中でずっとついてくる7つの理由とは?デメリットと対策を解説!

目次
愛犬が「家の中でずっとついてくる!」ということを経験した飼い主さんも多いでしょう。
これは一見可愛くて、癒しのように感じられますが、毎日この様子では心配にもなりますよね。
実は、この行動に関してデメリットも存在しています。
この行動に至る理由も様々であることから、対策するとしてもその原因を見極める必要があります。
愛犬がずっとついてくる問題に関して、具体的に以下のような悩みを抱えていませんか?
- なんでこんなについてくるの?
- たまに邪魔に感じてしまうこともあるけど、どうしたらいいの?
- うちの子なにか問題があるのかな?
そこで本記事では、犬が家の中でずっとついてくる理由と、それに応じた注意点、対策についても合わせて解説します。
簡潔に記載しているので、少しでも気になる方はぜひ最後までご覧くださいね!
犬が家の中でずっとついてくる7つの理由
犬が家の中でずっとついてくる理由は、以下のことが考えられます。
- 犬種による傾向
- 愛犬の性格
- 愛犬の年齢
- 何かを求めている
- 犬の本能
- 飼い主への愛情
- 不安な気持ち
犬種による傾向
犬が家の中でついてくる理由には、犬種による傾向があります。
例えば、ラブラドール・レトリバーやゴールデン・レトリバーなどのフレンドリーで社交的な犬種は、飼い主に近づいて交流を求めるためにくっついてくることが多いです。
また、チワワやトイプードルなどの小型犬種は、自分よりも大きな存在に対して不安を感じやすい傾向があるため、飼い主にくっついて安心を求めることが考えられます。
愛犬の性格
犬が家の中でついてくる理由は、愛犬の性格にもよって異なります。
例えば、寂しがり屋な性格の犬は、飼い主の側にいることで安心感を得て、安定した気持ちで過ごすことができます。
また、プロテクティブな性格の犬は、飼い主を守るためにくっついてくることがあります。
愛犬の年齢
年齢に応じて、ついてくることがあります。
特に、子犬と高齢犬の場合です。
子犬からすれば、飼い主さんは親同然の存在です。
また、高齢犬は今までより甘えん坊になったり、身体的な衰退から不安に感じやすくなります。
これらのことから、愛犬の年齢によってもついてまわる時期が存在します。
何かを求めている
何かを求めている場合にも、犬がついてくることがあります。
例えば、「お腹が空いた」、「遊んでほしい」、「かまってほしい」など、愛犬が飼い主さんに求めているものがあるからこそ、ついて回っているのかもしれません。
犬の本能
犬の本能も1つの理由して考えられます。
そもそも犬は元来、群れで行動する生き物です。
そのため、このような本能からついてくることが考えられます。
飼い主への愛情
家の中でずっとついてくる理由には、シンプルに飼い主さんへの愛情を示している可能性があります。
飼い主への愛情が深く、「ずっと側にいたい」という気持ちから、ついてきているのです。
不安な気持ち
犬が家の中でついてくる理由には、不安に感じている場合があります。
例えば、雷や地震などの自然災害が起こったときに、犬は不安を感じることがあります。
また、新しい環境や人に遭遇したときにも、犬は不安を感じることがあります。
「分離不安」もその1つの要因です。
飼い主さんの側にいなければ、不安に感じてしまうのです。
分離不安とは、一定時間家族と離れて一人でいることで不安になり、一種のパニック状態になってしまう事です。
赤ちゃんの頃は大人がいないと生きていけないため、分離不安は生存本能としてみんな生まれつき持っているものです。
そして通常は大人になるにつれて、分離不安はなくなっていきます。
でも子どもの頃からご家族とずっと一緒にいる子は、一人になる時間がありません。
その結果、大人になっても分離不安がなくならないことがあります。
引用元:すみか動物病院-犬の分離不安について–
犬が家の中でずっとついてくるデメリット
犬が家の中でついてくると、可愛いですし、癒されますよね。
とはいえ、良いことだけではなりません。
以下のようなデメリットも存在します。
- 飼い主の行動が制限される
- 愛犬一人で過ごすことが困難になる
- 家族間でトラブルに発展する可能性がある
飼い主の行動が制限される
犬が常に飼い主について回ることは、飼い主にとって不便な面もあります。
例えば、トイレやシャワーなどへ「行きにくい」と感じることもあるでしょう。
このような状況は、ストレスや不快感を引き起こす可能性があります。
愛犬一人で過ごすことが困難になる
犬が家の中でずっと飼い主について回ることによって、犬が飼い主に過度に依存することがあります。
飼い主に依存しすぎると、一人で過ごすことができなくなる場合があります。
このようになると、飼い主が外出する場合に犬が不安やストレスを感じる可能性があります。
家族間でトラブルに発展する可能性がある
犬が家の中でずっとついてくることが、家族の間でトラブルを引き起こすことがあります。
例えば、家の中でのスペースや時間の制限、家族の中での犬への接し方の違いなどが原因で、意見の食い違いや不満が生じるケースです。
飼い主の家族、皆が同様に接していれば問題ありませんが、愛犬への愛着の度合いが家族間で異なる場合、トラブルになる危険性も考えられます。
犬が家の中でついてくるときの注意点と対策
犬が家の中でついてくるとき際には、以下のことを意識しましょう。
- 理由を理解する
- 無理に離さない
- 適度な距離を保つ
- 必要に応じてトレーニングする
理由を理解する
犬が家の中でついてくる理由を理解することが、その後の対処法を考える上で大切です。
愛犬が飢えていたり、ストレスを感じている可能性があるので、理由をしっかりと把握しましょう。
理由を特定しなければ、適切な対策を取ることができません。
参考:飼い犬がストレスを感じているサインとは?4つの発散方法も徹底解説! #182
無理に離さない
愛犬がついてくる場合、無理に離すことは避けましょう。
強制的に離すことで、ストレスを感じる危険性があります。
適度な距離を保つ
犬が家の中でついてくる場合、適度な距離を保つことが大切です。
愛犬の要望通りに対応するのではなく、あえて無視したり、かまい過ぎないようにしましょう。
かまい過ぎてしまっては、家の中でずっとついてくる状況は改善しません。
必要に応じてトレーニングする
犬が家の中でついてくる場合、必要に応じてトレーニングを行うことが大切です。
愛犬にしつけを行い、一人で過ごせるようにすることが目的になります。
具体的には、以下のようなトレーニングが有効です。
- ハウストレーニング(クレートトレーニング)を行う
- 社会化トレーニングを行う
- 「待て」を覚えさせる
- 留守番させる
ハウストレーニング(クレートトレーニング)を行う
ハウストレーニングを行うことで、家の中でついて回る状況を改善できます。
やり方は様々ですが、一例を解説します。
- 愛犬のサイズに合ったハウス(クレート)を用意する
- 愛犬が主に生活している部屋に設置する
- ハウスの中に飼い主さんの匂いがついた毛布などを入れる
- ハウスに慣れさせる時間を設ける
- ハウスの入り口付近におやつを置く
- おやつの置く位置を徐々に奥へ
- 抵抗なくクレートに入ることができればOK
ハウストレーニングができるようになると、家の中でずっとついてくる問題は改善されます。
社会化トレーニングを行う
犬が家の中でずっとついてくる際には、社会化ができないことが考えられます。
社会化とはその言葉の通り、社会に順応することです。
本来、子犬から成犬への成長過程で順応するものですが、飼育環境によっては成犬になってもできていなケースもあります。
そしてこれは分離不安への対策にもなるため、ついて回ることに対する対策としても効果的です。
社会化トレーニングは、様々な環境に慣れさせることが重要です。
具体的には、以下のことを実践してみましょう。
- 散歩に連れていく(普段行かないコースも)
- 少人数ずつ人に会わせる
- 犬同士の交流の場に連れていく
参考:成長して犬同士で遊ばなくなった理由とは?「社会化」ができていないケースも!
「待て」を覚えさせる
「待て」を覚えさせることでも、家の中でついてくる問題は改善できます。
やり方は簡単です。
- 足元で「待て」を指示する
- 徐々に待たせる時間を伸ばし、飼い主も側を離れる
- 飼い主が見えないところでも「待て」ができるようになればOK
「待て」ができて褒める際は、呼んで褒めるのではなく、必ず愛犬の元へ行って褒めてあげるようにしましょう。
留守番させる
留守番させることも、1つの手段です。
愛犬が普段あまり留守番するタイミングがなければ、より効果的です。
つまり、一人でも難なく過ごせるように慣れさせることが重要になります。
一人の際に問題行動を起こす場合、最初は出かけるふりなどから始めてみるのも良いでしょう。
Q&A
Q1: 犬が家の中でついてくる理由はなに?
A1: 犬が家の中でついてくる理由は、犬種や個体差がありますが、寂しがり屋な性格や飼い主への依存心、不安感などが挙げられます。
Q2: 犬が家の中でずっとついてくることは何か問題ある?
A2: 犬が家の中でずっとついてくることのデメリットとして、飼い主のプライバシーの制限、犬のストレスのたまりやすさ、家族間でのトラブル、犬の飼い主への過度な依存などが挙げられます。
Q3: 犬が家の中でついてくることが嫌な場合はどうすれば?
A3: 犬が家の中でついてくることが嫌な場合は、愛犬がその行動に至る理由を理解し、適度な距離を保つこと、必要に応じてトレーニングすることが挙げられます。
犬がついてくる理由を特定して、適した対策を講じよう!
犬がついてくる理由を特定して、適した対策を講じましょう。
そもそも犬がその行動に至るには、きちんと理由があります。
- 犬種による傾向
- 愛犬の性格
- 愛犬の年齢
- 何かを求めている
- 犬の本能
- 飼い主への愛情
- 不安な気持ち
本能的な理由に対しても、しつけやトレーニングによって改善することができます。
家の中でついてくることの行為は、「癒し」のように感じられますが、ずっとついてくるのはデメリットも存在しています。
具体的には、以下の通りです。
- 飼い主の行動が制限される
- 愛犬一人で過ごすことが困難になる
- 家族間でトラブルに発展する可能性がある
そのため、あまり行動が過剰であれば注意点を意識しつつ、対策しなければなりません。
- 理由を理解する
- 無理に離さない
- 適度な距離を保つ
- 必要に応じてトレーニングする
愛犬にとっても飼い主さんにとっても、家の中で快適に暮らせるように飼育環境整えてあげましょう。
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