犬がベッドを噛む理由とは?簡単にできる5つの対策を解説!

目次
愛犬との日常生活において、以下のような悩みを抱えていませんか?
- 愛犬がベッドを噛んで部屋が散らかる…
- なんとかできないかな。
- 噛んでも破れないベッドとかないの?
実際、犬を飼っている人の中で、上記のような悩みは少なくありません。
特に個体の性格によっては、「なんとなく噛んでいる。」なんてことも。
しかし、実は案外簡単に解決できるケースもあります。
そこで本記事では、犬がベッドを噛む理由とその対策について解説します。
簡潔に記載しているので、気になる方はぜひ最後までご覧くださいね!
犬にとってベッドが重要な理由
そもそも犬は睡眠時間が長い生き物です。
そのため、犬にとってベッドは、大変重要なアイテムだと言えます。
ベッドで得られる恩恵は以下の通り。
- くつろぎ場となり、メンタルを安定させる
- 体の負担を軽減できる
- 暑さ対策や寒さ対策につながる
ベッドは家の中でも、犬にとって特にリラックスできる場所です。
眠っているときは無防備な状態なので、「眠る場所=安心できる場所」である必要があります。
つまり、メンタルを安定させるためにも、眠りの場所であるベッドは重要ということです。
また、ベッドは体の負担も軽減してくれます。
硬いフローリングの床などで寝ていれば、どうしても無理な体勢になったり、床に面している箇所が痛くなったりします。
特に最近のベッドは、犬の体の構造に合わせて作られているので、きちんと犬用のベッドを用意してあげるべきでしょう。
最後は、暑さ対策や寒さ対策につながることです。
室内で飼育しており、エアコンをつけていたとしてもやはりベッドの存在は必要です。
人間でも「エアコンつけているから布団はいらない」という人はあまりいませんよね。
このように体温調節という観点からも、ベッドは重要な役割を担っています。
では、犬にとってそんな大切なベッドを、なぜ噛んでしまうのでしょうか?
ここから本題の「犬がベッドを噛む理由」について解説します。
犬がベッドを噛む理由
犬がベッドを噛む理由には、以下のことが挙げられます。
- ストレスを感じている
- 噛むことが遊びになっている
- 留守番時に不安を感じている
- 飼い主さんの気を引きたい
- 歯が痒い
- なんとなく、暇している
噛む理由によって、その対策も変わってきます。
ストレスを感じている
1つ目は、犬がストレスを感じていることです。
そもそも犬にとって「噛む」という行為は、ストレス発散につながります。
そのため、「ストレスを解消したい!」という思いからベッドを噛んでいると考えられます。
ストレスには精神的なものや身体的なものなど、その要因はさまざまです。
普段の運動が足りていないことから、ストレスを感じる個体も少なくありません。
「愛犬がストレスを感じているかも。」と思い当たる人は、以下の記事も合わせてご参照ください。
参考:飼い犬がストレスを感じているサインとは?4つの発散方法も徹底解説! #182
噛むことが遊びになっている
2つ目は、ストレスや運動不足に関係なく、ただ単純に「ベッドを噛むこと」が遊びの一環になっていることです。
つまり、ベッドをおもちゃ扱いしているのです。
ベッドを噛むことで、中の綿ができてきたりしますよね。
それが面白く感じて、遊び化してしまっているのかもしれません。
留守番時に不安を感じている
3つ目は、不安を感じていることです。
特にこれはお留守番させている間に、噛み癖が出る場合は可能性が高いです。
犬には「分離不安症」という病が存在します。
例えば、飼い主さんが外出する際に不安な素ぶりを見せれば、危険信号です。
そのまま外出すると不安な気持ちが高まり、その結果「ベッドを噛む」行為に繋がっている可能性があります。
ちなみに「分離不安症」になる基本的な原因は、その生活環境にあります。
例えば、以下のような環境です。
- 常に誰かが一緒にいる環境下から、急に一人(留守番)の時間ができた。
- 飼い主さんのライフスタイルの変化から、長時間の留守番を経験するようになった。
- 普段飼い主さんとのスキンシップが多いことから、一人(留守番)のときとのギャップが強調されてしまった。
- 一人でいるときに何かしらの恐怖体験をした。
- 老化現象で目や耳が不自由になり、不安心が強くなった。
噛んで不安な気持ちを紛らわせようとしているのかもしれません。
飼い主さんの気を引きたい
4つ目は、ベッドを噛むことで飼い主さんの気を引こうとしていることです。
「ベッドを噛む→飼い主さんが来てくれる」と認識してしまっているのかもしれません。
愛犬がベッドを噛むことで、飼い主さんは「コラッ!」と怒ることでしょう。
そのしつけを誤認して、「構ってくれている」と思っている可能性があります。
歯が痒い(子犬)
5つ目は、歯が痒いことからベッドを噛んでいることです。
子犬の頃は特に、乳歯から永久歯に生え変わる際痒くなったり、ムズムズすることがあります。
このことが原因で、ベッドに限らずさまざまなものを噛むようになるのです。
なんとなく、暇している
ベッドを噛む最後の理由は、なんとなく暇していることです。
つまり、特に理由もなく噛むことがあります。
また、人間に癖があるように、犬も同様に意味もなく行動していることがあります。
犬がベッドを噛まないようにするための5つの対策
犬がベッドを噛まないようにするための対策には、以下の5つが効果的です。
- ストレスを発散してあげる
- 噛んでも大丈夫なおもちゃを用意する
- 噛み防止用のスプレーを活用する
- ベッドを噛んでも相手にしない
- 噛んでも満足できないベッドに変える
これらは日常生活において、比較的簡単に実践できます。
ストレスを発散してあげる
1つ目の対策は、ストレスを発散させてあげることです。
犬のストレス発散方法において、最も効果的なものが「運動」です。
そのため、普段からスキンシップを増やしたり、散歩時間をきちんと確保することでストレスは軽減できます。
また、栄養価が偏っていることからストレスにつながることもあります。
このことから普段与えている餌の栄養バランスも見直してみると良いでしょう。
精神的なストレスが原因の場合は、日常の生活環境にその要因があるかもしれません。
愛犬にとって嫌なものがないか、チェックしてみましょう。
例えば、「汚れたままのもの」や「古い水」、「室温」、「家族間の喧嘩」などがチェック項目として挙げられます。
噛んでも大丈夫なおもちゃを用意する
2つ目の対策は、「噛んでも大丈夫なおもちゃ」を用意することです。
そもそも噛むことが大好きでベッドを噛んでしまっている場合は、他に噛めるものを与えてあげることが効果的です。
参考:愛犬のおもちゃランキング
おもちゃで噛むことにおける満足感を得られれば、ベッドを噛まなくなります。
噛み防止用のスプレーを活用する
3つ目の対策は、噛み防止用のスプレーを活用することです。
このスプレーは、犬が舐めたり噛んだりすることで苦味を感じ、噛みたくなくなるようにできています。
使用する際には、愛犬の傷口や目に入れないように注意が必要です。
スプレー以外にも直接塗り込むタイプも存在しますが、対象がベッドの場合はやはり「スプレー」の方が使いやすいでしょう。
ベッドを噛んでも相手にしない
4つ目の対策は、ベッドを噛んでも相手にしないことです。
これはベッドを噛む理由が、「飼い主さんの気を引きたい」ときに有効な対策です。
愛犬が「ベッドを噛む→飼い主さんが構ってくれる」と認識している場合、その求める結果を無くすことが重要になります。
つまり、相手にしない(無視する)必要があります。
噛んでも満足できないベッドに変える
最後の対策は、「噛んでも満足できないベッドに変える」ことです。
ベッドを噛むこと自体が遊びの一環となっている場合、噛んでも楽しくないように感じさせなければなりません。
また、ストレス発散で噛んでいるケースでも、噛み応えのないベッドであれば、噛まなくなることも考えられます。
具体的には、噛んでも綿が出ないプラスチック製のものにしてみることも1つの手段です。
「プラスチック製のものにしたら寒さなどを凌げないのでは?」と思うかもしれませんが、ベッドに毛布などを被せることで解決できます。
まずはベッドの噛み癖を直し、その後また元々あったベッドに変えてあげても良いでしょう。
犬が噛んでも破れにくいベッド
犬が噛んでも破れないベッドを設置することで、ベッドを噛むことによる被害を無くすことができます。
実際、「耐噛み素材の布」といったものが存在します。
そのためベッドを選択する際、愛犬の好みや大きさなどに加えて、このような素材を意識するようにしましょう。
特に愛犬が特に理由もなく、なんとなくベッドを噛む場合は、ベッド自体を変えることが手っ取り早いです。
噛み対策としてベッドを変更する際には、プラスチック製のベッドが最も効果的なように思われます。
しかし、「硬いベッドでは愛犬が可哀想…」とも感じますよね。
そのようなときはベッドに毛布などを被せてあげましょう。
それでも少し抵抗がある人には、アウトドアなどにも使われる生地が厚めのベッドがオススメです。
こちらのベッドは、厚手の生地に加えて折りたたみも可能なことから、移動する際にも便利です。
犬がベッドを噛む理由を特定して、適した対策を施そう!
愛犬がベッドを噛むことで、ベッドがボロボロになりますし、周囲も汚してしまいます。
ベッドを噛んでしまうことには、以下のような理由が考えられます。
- ストレスを感じている
- 噛むことが遊びになっている
- 留守番時に不安を感じている
- 飼い主さんの気を引きたい
- 歯が痒い
- なんとなく、暇している
その対策として、以下のことが有効です。
- ストレスを発散してあげる
- 噛んでも大丈夫なおもちゃを用意する
- 噛み防止用のスプレーを活用する
- ベッドを噛んでも相手にしない
- 噛んでも満足できないベッドに変える
どの対策が最も効果的なのかは、愛犬がベッドを噛む理由によって異なります。
そのため、まずやるべきことは愛犬の個性や飼育環境などを考慮しつつ、理由を特定することです。
そして、それに応じた対策を施してあげましょう。
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