犬が吠えることをやめさせるにはどうしたらいい?5つのしつけ方法を解説!#201

目次
犬を飼育していると吠えるのがうるさいことから、「近所迷惑になる」、「ストレスになる」といった悩みが生じやすいです。
これに対し、飼い主の多くは「無駄吠え」と呼ばれるものだと考えている人も少なくありません。
しかし、そうではありません。
犬は多くの場合、何かしらの理由があって吠えています。
そのため、飼い犬が吠えることをやめさせたいのであれば、吠えている原因を特定し、それに適したしつけが必要です。
つまり、まずは犬が何に対して、どのような意図で吠えているのかを特定することが重要になります。
また、ある環境下に応じて吠えることは、1種の癖になっていることが多いです。
人間でも同様に、一度ついた癖は早々に直るものではありません。
このことから飼い主さんには、地道にコツコツしつけを行うことが求められます。
そこで本記事では、犬が吠えることをやめさせるしつけ方法と、そもそも犬が吠える理由について解説します。
特に以下のように思っている人は、ぜひ最後までご覧くださいね!
- 飼い犬がよく吠えて困っている。
- どうしたら直せるの?
- そもそもなんでこんなに吠えるの?
犬が吠える6つの理由
そもそも犬が吠えることには理由があります。
具体的は以下のようなケースです。
- 要求&自己主張
- 不安&寂しさ
- 警戒&縄張り意識
- 遊びたい&興奮
- 音などの状況に対する反射
- 遠吠え
要求&自己主張
要求&自己主張のために吠えているケースです。
その鳴き方は主に「クンクンワンワン」で、飼い主さんに向かって吠えることが多くみられます。
不安&寂しさ
不安&寂しさから吠えてしまうケースもあります。
この場合の鳴き声は主に「クンクン」や「クゥーン」といった鳴き方です。
最初はこのような小さな鳴き声でも、最終的にエスカレートし、「ワンワン」と吠えることがあります。
警戒&縄張り意識
警戒&縄張り意識に関する吠える行為は、来客時や散歩中に起こり得ます。
このケースの吠え方は、威嚇しているような「ウーウーワンワン」や「ワン!ワン!」といったニュアンスです。
この吠え方で、他人や他の犬に対して吠える場合は警戒心が強まっています。
遊びたい&興奮
遊びたい&興奮状態のときにも犬は吠えます。
この場合の吠え方は甲高い声で「ワンワンワン」と吠えるケースが多いです。
また、飼い主さんに対してだけではなく、他の犬と遊びたい際もこのように吠えます。
つまり、他の犬に対して「遊ぼう!」と誘っているわけです。
音などの状況に対する反射
音のなどの状況、つまり条件反射でも吠える犬はいます。
この際の吠え方は「警戒」の際と類似しており、「ワン!ワン!」と吠えるケースが多いです。
例えば、玄関のチャイムや物音などに反応します。
玄関のチャイムが鳴ったり、物音がした時に吠える子も多いです。
特に落ち着いている際に、急に大きな音がすると驚きと共に吠えるケースがあります。
遠吠え
犬が吠えるシチュエーションとして、最後は遠吠えです。
遠吠えはあまりしない犬もいますが、中にはオオカミのように行う犬も存在します。
その目的は仲間とのコミュニケーションです。
しかし、パトカーや救急車のサイレン音が遠吠えの周波数と近いことから、それに応じて反応する個体もいます。
犬が吠えることをやめさせるしつけ【5選】
犬が吠えることをやめさせるしつけはさまざまあります。
これらは、犬が吠えている原因に応じて適切な方法を選択しましょう。
- 反応しない
- 嫌いな音を出す
- 環境&状況に慣れさせる
- コミュニケーションを多めに取る
- クレート・トレーニングを行う
反応しない
反応しないことは、主に「要求&自己主張」や「遊びたい&興奮」を目的とした吠えに対する方法です。
「吠えたところで意味がない」と思わせる必要があります。
そのために行うことが反応しないことです。
とはいえ、頭では理解しつつも可愛い愛犬を無視できず、反応してしまう飼い主さんも少なくありません。
この場合は、せめてすぐに反応するのではなく、段階を踏んで対応してあげましょう。
例えば、「吠える→対応する」ではなく、「吠える→しつけ(おすわりなど)→対応する」といったステップです。
これにより、犬は「吠えたら構ってもらえた!」という認識から、「飼い主さんの言うこと聞いたら対応してもらえた」と、意識が変わる可能性があります。
しかし、反応しないことが可能であれば、吠えることをやめさせるためには、それが一番効果的です。
また、「遊びたい&興奮」に関しても、飼い主さんに対して要求している場合は「要求&自己主張」と同様になります。
そのため、遊びに対する反応も吠えたら遊んであげるのではなく、段階を踏んで応じてあげましょう。
何より「吠えたら良い結果が出る」という認識を改めさせることが重要です。
嫌いな音を鳴らす
嫌いな音を出す場合は、どのようなシチュエーションでも対応できそうな方法ですが、あまりに多用したり、音を発するタイミングを誤ると愛犬にとってストレスになる可能性があります。
また、嫌いな音を出す際にはコツが入ります。
それは、飼い主さんが鳴らしていると気づかせないことです。
なぜなら、これは飼い主さんが怒っていることを示すのではなく、犬の気をそらすことが重要だからです。
環境&状況に慣れさせる
環境&状況に慣れさせることも1つのしつけです。
このしつけが効果的な吠える理由については、「不安&寂しさ」、「警戒&縄張り意識」、「音などの状況に対する反射」が該当します。
飼い主さんがいない環境が不安に感じているのであれば、その環境でも安心させる必要があります。
犬の性格にもよるので、一朝一夕では直りませんが、少しずつ取り組みましょう。
具体的には、「離れる→鳴く前に戻る(安心させる)」を繰り返します。
これを繰り返すことで、「少しの間飼い主さんがいなくても、戻ってくるんだ」と思わせることができます。
警戒から吠えることに対しては、癖づいてしまっていれば最も厄介かもしれません。
これは特に強い犬に見られやすいです。
今まで「吠える→相手を追い払えた」という結果が出ていれば、より一層吠えるようになってしまいます。
この場合は散歩のコースや時間を変えるなどして、吠える対象者に出会わないようにするなど、吠えにくい環境づくりを優先する必要があります。
また、音などの状況に応じて吠えてしまう場合も、その状況に慣れさせることで直る可能性があります。
玄関のチャイムなど特定の音に反応してしまう場合は、「音→吠える」ではなく、「音→良いことが起きる」と意識を変化させることが重要です。
例えば、家族や友人などにチャイムを鳴らしてもらって、それと同時におやつをあげるなどを繰り返します。
しかし、これも1種の癖になってしまっているケースが多いので、何度もコツコツ実践する必要があります。
コミュニケーションを多めに取る
コミュニケーションを多めに取ることも、吠えることに対する対処法です。
特に吠えている理由がわからない場合、愛犬はストレスを感じている可能性があります。
参考:飼い犬がストレスを感じているサインとは?4つの発散方法も徹底解説! #182
ストレスの原因として、運動不足やコミュニケーション不足が考えられます。
そのため、「普段あまり構ってあげれてない」と思えば、意識的にコミュニケーションを取るようにしましょう。
案外それだけで不要に吠えることがなくなるかもしれません。
クレート・トレーニングを行う
クレート・トレーニングも、有効的なしつけ方法になります。
特に「興奮」、「反射」を目的とした吠える行為に効果的です。
具体的には玄関のチャイムなどで興奮したり、その音に反応するケースです。
これは「環境に慣れさせる」と同様に、家族や友人などにチャイムを鳴らしてもらい、一度クレートに入れてから対応するようにします。
この状況で吠えなければ、出してあげて遊んであげるようにしましょう。
この方法を繰り返すことで、必要以上に興奮したり、過剰反応することが軽減されます。
やってはいけないしつけ
やってはいけないしつけは、大声で叱ることです。
大声で叱ると、吠えることを止めるどころか、反対にエスカレートしてしまう場合があります。
一時的にどうしても今すぐやめさせたい場合は、愛犬が「嫌いな音を出す」ことが効果的です。
しかし、この方法ばかりに頼ると愛犬はストレスを抱えてしまう可能性があるので、多用は避けましょう。
また、しつけ用のアイテムもあまり好ましくないものもあります。
例えば、首輪から電流が流れたり、振動させたりするものです。
これにより飼い主さんとの信頼関係に支障をきたす危険性があります。
犬が吠える理由を特定し、適切なしつけを行おう!
愛犬が吠えている理由を特定して、適切なしつけを行うことが重要です。
そのために、まずは愛犬をしっかり観察することです。
一言に「吠える」と言っても、その意図によって吠え方や大きさ、間隔などが異なります。
愛犬を観察することで、徐々に区別がつくようになるでしょう。
吠え方に応じて、何に対して、どのような意図で吠えているのかを特定できます。
原因を特定できれば、適切なしつけや工夫を行うことが可能です。
吠えること自体は犬のコミュニケーションツールなので、完全にやめさせることはできません。
しかし不要に吠えることは、適切なしつけにより軽減させられます。
飼い主さんも愛犬もストレスが無くなれば、これまで以上に良好な関係を築けるため、地道にコツコツしつけるようにしましょう。
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